フードの粒が教えてくれること
多くのペットフードにいえることですが、肉が少なく炭水化物が多いと薄い色の粒になります。逆に肉が多く炭水化物が少ないと濃い色の粒になります。
また、粒を割ってみて下さい。割れ目に気泡のような空洞はありますか?
炭水化物の多いフードは製造工程で でんぷん質が加水分解されるため、小さな空洞がたくさん出来てしまいます。炭水化物の少ないフードには、空洞がほとんど出来ません。
これを調べるのに フードがかぶる位の水に30分程漬けると判ります。
写真1は、アカナフードで 下のフードが元のフード、上が30分漬けた後のフードです。
写真2は、他社のフードで 下のフードが元のフード、上が30分漬けた後のフードです。
粒の色の違いは、一目瞭然。
写真2の他社のフードは、粒内の小さな空洞に水が入り込み、大きく膨れ上がっているのが判るでしょう。それに比べてアカナフードは、肉が多いため、ほとんど膨れ上がることはありません。
今、与えているフードを 水に30分漬けてみたらどうなるでしょうか?
そして 同じことが犬猫の小さな胃袋の中でも起きているのです。想像してあげて下さい。
写真1 アカナフード | 写真2 他社のフード |