原材料を見る

原材料一覧を見ましょう

原材料一覧は使われている量が多いものから順番に記載されています。

当店では、まずは上位5~6種に注目して見て頂いています。

1種目に肉類が記載されていたとしても、その後に何が記載されているかを見れば、そのフードの大まかな作りが解るからです。

元は同じ材料が名前を変え、繰り返し記載されていませんか?

繰り返し記載されている場合、例え1項目に肉類が記載されていても、総合すれば、どちらが多く使われていることになるか解ると思います。

もし、犬猫が狩りをすることを考えて下さい。

毎日同じものを食べられるとは限りません。狩りをして様々な獲物を食べる食事が犬猫を含め、肉食動物の食事なのです。

本来の食事を再現し、必要な栄養を取るには肉の種類も重要なのです。

また、アレルギーの対策としても有効で 同じものを食べ続けることで、アレルギーのリスクが高まります。粗悪な原材料であれば尚更です。

〇危険な原材料を見逃さない〇

「ミール」

例えば、食用の鶏のことを考えてみましょう。食用にと殺された鶏は、血抜きをした後、胸肉やモモ肉が人間用に切り取られます。これがスーパーの肉コーナーに並ぶわけです。そして、残った皮や骨は、「レタリング処理」といって、150度の熱で加熱され、さらに圧縮によって粉末(パウダー)状にされます。この粉末(パウダー)が「ミール」と言われるものです。150度の熱をかけるため、当然栄養はほぼ消え去ってしまいます。また、栄養となる肉は取り除かれているため、骨の成分であるカルシウムの量が非常に高くなります。これは、犬猫にとって本来必要な栄養素を全て取り除いてしまっているだけではなく、食べ過ぎると高カルシウム血症をも引き起こしかねないリスクをはらんでいるという事です。

ミールのもう1つの問題点は、どんなものが含まれているのかが判らないということです。ミールの基本的な材料は動物の食べられない部位ですから、栄養のバランスはかなり偏ることになります。また、余った材料で処理するため、その材料がどのような環境で育った家畜なのか、誰が育てたのかも一切不明です。食べ物において、生産地等がわからないことほど怖いことはありません。

「合成着色料」

着色料の中には、海外で有害と認定されているものもあります。着色料は、人間の視覚的満足を得るためのものであり、犬猫が食べるメリットはありません。

「BHA・BHT」

BHA(ブチルヒドキシアニソール)

ラットに2年間与えると胃がんが発生した研究結果があり、人間はもちろん、ペットフードにも使用を控えるべき危険な物質とされています。

BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)

ラットに0.1%BHT含有食餌16週間投与では、肝、副腎の肥大が認められ、1.35%群では、体重減少および死亡が認められています。ゆえに海外で人の食品への添加物として許可されていない国もあります

添加物(サプリメント)

あえてそのサプリメントを入れなければならない理由は、原材料の時点で良質なものが選ばれていない、製造過程で栄養価が減ってしまい、後々サプリメントで栄養分を補充しなければならない等の経緯からです。